からだが温まる葛湯(くずゆ)の「葛」と同じ、マメ科クズ族の植物です。タイの北部に自生していて、根っこは女性ホルモンのエストロゲンと似た作用があります。
プエラリアは何種類もあって、エストロゲンのように働くのは「プエラリア・ミリフィカ」です。
自生地に住む少数民族の間で「若返りの秘薬」として古来から珍重されていましたが、1930年代から研究が進み、1960年にイギリス人の研究者が発表した論文が権威ある学術誌「ネイチャー」に掲載されました。
プエラリア・ミリフィカのエストロゲン活性成分が新発見だったこと、その活性度が大変強かったことが掲載の理由でした。
「ミリフィカ」はミラクルつまり「奇跡」の意味で、名付けた研究者たちの驚きと期待が表れています。